2014年以降、阿部梨園はオリジナルの化粧箱を4種類展開していました。それとは別にダンボールのレギュラー商品がサイズごとに4種類にあります。計8種類x8品種x2等級(さらに品種詰め合わせなど…)。商品点数が多いと困ることも多いです。

商品バリエーションが多い弊害

  • お客さんが迷って選べない
  • 注文が分散して資材の回転が悪い
  • バリエーションが多いことでスタッフ側の負担(習熟コスト)が増える
    • 梱包、発送作業
    • 注文管理、レジ打ち
    • 包装資材管理

今回の内容 Content

  • 在庫が尽きたオリジナル商品を販売終了にする
    • 具体的には「ケーキ箱」という商品を販売終了にしました
    • 内容量が近く、内部競合していた「レギュラー小箱」という商品で代替しました

ねらい Purpose

  • 商品が多いことによる業務負担を緩和する
  • 商品ラインを減らしてお客様が選びやすいようにする

今回の結果 Result

  • 商品点数が少なくなって販売側もお客様も負担が少なくなった
  • 廃止商品の需要を他の商品で補った
  • NG !個性ある商品がなくなって少しさみしい
中の人

農家を小さな小売店として見れば、適正な商品点数はおのずと決まります。明らかに多かったので減らしてよかったです。

今回の学び Learning

一度販売したものを止めてしまうことは罪だなと思います。お客様の記憶に多少なり残っていて、思い入れていただいている場合もありますので。作った商品は責任をもって一生懸命回転させる。それでも回転しないものは退場を真剣に検討しましょう。

コツ Tips

資材の回転、ロットを意識する

オリジナル商品を作るときは、資材の回転を意識しましょう。長くても2-3年で使い切るくらいの数量(製造ロット)がいいです。在庫資材の劣化も少なくて済みますし、次のロットでデザインや表示の変更(微調整)を入れることもできます。

解説 Study

ECRSのE(Eliminate、排除)

改善4原則であるECRSの1番目の手法です。4原則の中で、最初に取り組むべき改善策ですまずは減らせるものを減らし、止めることを止めることで、改善を推進する余地を作ります。新しい施策やツールをどんどん導入したり、何かをより複雑にすることばかりが改善ではありません。

参考:ECRS(改善の4原則) | 用語集 | 株式会社日本能率協会コンサルティング[JMAC]

参考 Supplement

まとめ #068 商品ラインの削減
難易度 ふつうむずかしい点はありません
費用 ノーコスト費用はかかりません

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