せっかく独自ドメイン(abe-nashien.com)をもっているのに、メールアドレスはフリーメール(Gmail)を使っていました。もったいないので、独自ドメインのメールアドレスを発行して、それを使うことにしました。

今回の内容 Content

  • サーバーを契約する
    • 特殊な事情で、ウェブサイト用のサーバーと別に、メール専用サーバーを契約しました
    • 通常はウェブサイト用にサーバーを持っていれば、そちらでメールを使えると思います
    • さくらのメールボックス
  • ↑のメールサーバーに独自ドメインを割り当てる
  • メールアドレスを用途に分けて発行する

メールアドレス発行(例:ややフェイクです)

  • mail@:園代表アドレス
  • abe@:代表のアドレス
  • sagawa@:従業員のアドレス
  • acc@:アカウント管理専用のアドレス
  • ec@:ウェブショップ用のアドレス
    など

ねらい Purpose

  • 独自ドメインを正しく使える農園だと周囲に認識してもらう
  • 独自ドメイン下で複数のメールアドレスを使い分ける

今回の結果 Result

  • 独自ドメインでメールアドレスを運用できるようになった
  • 複数アドレスを発行して使い分けられるようになった
中の人

各種メールアカウントを従業員とうまく共有できるかが、「家業から事業」の勘所/象徴のように思います。そう考えると、↓↓のG-suiteなどは積極的に導入する価値があるということですね。

今回の学び Learning

わざわざドメインを新規取得して推進するほどのメリットもないので、ドメインがなければ無理しなくてOKなTipsです。ウェブサイト用のドメインをもっていたら、積極的に検討しましょう。

コツ Tips

Gmail上で独自ドメインアカウントを使う

Gmail上で独自ドメインのアドレスを使用する機能もあります(参考:Gmailで独自ドメインのメールアドレスを無料で設定する方法 | iscle [イズクル])。Gmailの操作に慣れている人は、使ってみてもいいでしょう。ただ、メールの受信にタイムラグがあるので、リアルタイムでは使いにくいです。

この手法を使えば、複数のメールアドレスを1つのアドレスに集約して管理することもできます。たとえば、mail@、acc@、ec@なども全て佐川のgmailアドレスと阿部のgmailアドレス上で管理しています。※これはけっこう面倒なので、迷ったら↓のG-suiteを使ってください。

発展 More

G-suite

有料ですが、「G-suite」というGoogle公式のサービスを使えば、独自ドメインでGmailを使用でき、タイムラグなどのデメリットもありません。Google DriveやGoogle Calendarも共有できるので、かなり強力なサポートツールです。1つのアドレスを何人かで共有することもできるので、注文メール、問い合わせメールに複数人対応する際にとても役に立ちます。1人あたり500円/月〜

G-suiteの紹介割引をご案内できます。お問い合わせに連絡ください。

解説 Study

独自ドメイン

○○○○.comや△△△△.netのようなオリジナルのドメインを独自ドメインと言います。名前をドメインにすると認識してもらいやすくなったり、安心してアクセスしてくれるようにもなります。ウェブ上の屋号のような役割を果たし、”ちゃんとしている農園“としての認識も上がります。

年間1,000円くらいからのドメインもあるので、比較的安価です。ウェブサーバーやメールアドレスと設定するのはちょっと複雑なので、難しそうだなと思ったら、できそうな知人かプロに頼みましょう。

参考 Supplement

メールワイズ

こちらも有料ですが、複数人でメールアドレスを共有することに特化した「メールワイズ」(サイボウズ社)というサービスがあります。G-suite以上に、複数人対応が便利です。1人あたり500円/月〜

かんたんメール共有ツール「サイボウズ メールワイズ」

メールの書き方に悩む方は、一度研究して、自分にあった型を見つけましょう。

まとめ #016 メールアドレス(独自ドメイン)
難易度 ふつうドメインの割当がわかりにくいかもしれません
費用 低コスト専用のメールサーバーを使う場合、年間1,000円程度かかります

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