#031 事業用クレジットカード｜阿部梨園の知恵袋
それまでの阿部梨園は、クレジットカードをほとんど使っていませんでした。また、事業と個人で同じカードを使っていたので、あとから費用を仕訳する手間が発生していました。
今回の内容 Content
- 事業用のクレジットカードを新規作成する
- 事業と個人のクレジットカードを分ける
- 可能な限りクレジットカードに支払いを集約する
阿部梨園はオリコカードにしました
- ポイント還元率1%あれば十分だと思います
- オリコモール（面倒）を経由すればAmazonなどでも2%還元されます
- プライベートで使わなそうなブランドを選択しました
参考：[クレジットカード・オブ・ザ・イヤー2018]2人の専門家が最優秀クレジットカードを決定！2018年版、クレジットカードのおすすめはコレだ！｜クレジットカード比較｜ザイ・オンライン
ねらい Purpose
- 事業経費と家事消費を分離する
- ポイント/マイルを貯める
- キャッシュフローを改善する（支払いの遅延化）
- 現金決済を減らす
- クラウド会計ソフト(#028)と連携して、会計データを自動取得する
今回の結果 Result
- 事業経費と家事消費を分離することができた
- 現金決済を減らすことができた
- クラウド会計ソフトとクレジットカードアカウントが同期して、経理が楽になった
- 佐川がネットサービスなどの支払いをクレジットカードで決済できるようになった
事業の支払いは高額になることもあるので、クレジットカードを存分に活用すると、無視できないくらいのポイントが溜まります。
今回の学び Learning
事業用クレジットカードで決済したポイント/マイルを私用する事業主さんがほとんどだと思いますが、それだから事業が成長しないんですよと小声でいいたいです。ポイント/マイルを経費（=事業の成長）に宛てがうほどの意欲があれば経営改善は加速的に進みます。
コツ Tips
家族カードを駆使する
家族カードを作りましょう。親世代にも使ってもらうのは難しいですが、できればかなり楽になります。その場合は、経費と家事のラインを親と揃えなければなりません（そうしないと、あとで私用を差し引かなければいけなくなります）。また、個人事業では従業員カードを作れないので残念です。
支払限度額は高めに設定する
事業ではたまに、大型出費や、支払いの集中があるので、支払限度額は高めに設定しておいたほうがいいです。
解説 Study
キャッシュフロー
事業における現金の出入りのことをキャッシュフローといいます。売上や費用の発生と、実際の入出金にはタイムラグがあり、これを計算に入れないと、手元の運転資金がショートしてしまうおそれがあります。
原則は、売上の回収はなるべく早く、費用の支払いはなるべく遅くです。
キャッシュフロー
(1) 企業活動によって生じる種々の取引に伴って起る現金収支をいう。それは受取りと支払いの総称であり，現金収支表に記録される。 (2) 税引後純利益に支出を伴わない費用 (主として減価償却費) を加えたものをいう。この数値は企業の資金繰りの状態を調べるとき，あるいは企業の収益力を検討するときなどに使われる。
参考 Supplement
| まとめ | #031 事業用クレジットカード |
|---|---|
| 難易度 | ふつう家族みんなでちゃんと使おうとすると、意志の統一が難しいです。。 |
| 費用 | ノーコスト年会費無料のカードであれば費用はかかりません |
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