以前の阿部梨園は、ほぼすべての判断を代表阿部が1人で決めていました。阿部の頭の中にしかなったPDCA(振り返り)を、スタッフミーティング(#047)を通してみんなで周期的に実施しようと考えました。PDCA手法の一つにKPT(ケプト、ケーピーティー)というものがあります。

今回の内容 Content

  • 週次スタッフミーティングでKPTの報告をするようにした
    • 主力スタッフ全員がそれぞれ報告します
    • その場でKPTまとめシートに記入して、記録として残します

①現場、②人/組織、③経営/販売に分けています

KPTとは

KPTとはKeep、Problem、Tryの略です。ある一定期間を振り返って、Keep=よかったこと(これからも続けること)、Problem=よくなかったこと(改善されるべきこと)、Try=これから取り組むことの3つをチームで考え、共有するPDCA行動の一つです。

参考:【徹底解説】正しい「KPT」が仕事の成果を生み出す!進め方のコツ、現場の事例を紹介

ねらい Purpose

  • 日業業務を常に振り返り、次の行動に生かす
  • PDCAをスタッフ間で共有する

今回の結果 Result

  • 一週間の自分たちの活動を振り返り、記録を残せるようになった
  • 主力スタッフそれぞれにPDCAの意識が生まれた
  • お互いの着眼点や考え方を共有できるようになった
中の人

人によって着眼点や受け取り方が違うので、情報量が増えます。同じ出来事を正反対にとらえていることもあり、多様な考え方が反映されます。

また、**誰がどんなことを意識しているか、どのレベルまで考えているかがわかります**。

今回の学び Learning

KPTを積み重ねていくと、日常の業務すべてに意味が行き渡るようになります。もちろん、ひとりでもできます。KPT相手を探している方は佐川にご相談ください。

コツ Tips

うまく活用しないと、ネガティブに機能することもあります。報告ではなく、現実問題の退治にこだわってください。

KPTのよくない状態あるある(わたしたちの例)

  • 一心不乱に1週間働き続けた結果、何も思い出せない(脳内の焦土化)
  • Problem(問題)ばかりで暗いミーティングになる
  • Try(改善案)を挙げるだけで実施できない。応急処置ばかりで根治できない。
  • 同じProblem(問題)が連続して出る
    などなど

継続にこだわる

粗い振り返りでも、何も思い出せなくても、せめてその状態自体を共有しましょう。

業務中にネタを探す

とにかく、ちょっとしたトラブルや違和感がKPT、そして改善の種になります。

議論に時間をかけない

議論が目的ではありません。話し合いには時間をかけず、1つでも片付けてしまいましょう。責任者を決めて、具体的な計画や実施はその人に一任するといいです

個人のせいにしない

仮に能力や性格由来の課題があったとしても、個人の問題を取り扱いすぎないようにしましょう。配置や訓練、業務フローやコミュニケーションの見直しで解決する可能性もあります。組織や構造の課題として取り組み、個人攻撃は避けてください。

参考 Supplement

Wistant [ウィスタント]|チームの改善を日常化するマネジメントツール
なんと、botとチャットするだけで自然にKPTできちゃうウェブサービスが生まれました。すごすぎる。超おすすめします(未使用)。

解説 Study

自律的に現場を改善できるチームをつくるための「ふりかえり」の進め方 〜 KPTと進め方のノウハウ
必要なことが網羅されている素晴らしい記事。KPTはただ続けるだけでは無味乾燥になりがちで、自分たちなりの工夫が必要。

KPTで粘り強く品質改善に取り組んだ話ークックパッド開発者ブログ
あの優秀なクックパッドだって地道にKPTやっています。工夫や苦労にも言及してあって勉強になります。

参考 Supplement

まとめ #005 振り返りの習慣:KPT
難易度 ふつうむずかしい点はありませんが、工夫が必要です
費用 低コスト費用はかかりません

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