#151 電子レンジ|阿部梨園の知恵袋
以前の阿部梨園は近所に住んでいるスタッフが多かったので、帰って自宅で昼食をとるスタッフが中心でした。雇用を増やしてスタッフの居住地が広がるにつれ、昼食を休憩室で食べるスタッフが増えました。朝からの出勤で持参すれば、冷や飯です。。
今回の内容 Content
- 電子レンジを導入する
※ここで伝えたいことは、電子レンジが特別に必要というわけではなく、スタッフのアメニティを整えることの重要性です。
アメニティ
快適さのこと。企業や商店街が消費者に提供するサービスの一つで、環境の快適さを意味する。環境快適サービスは、たとえば小売業の場合、店舗や商店街区の美観、とくに掃除施設の整備、駐車場、サービス・エリアの充実、BGMといった場所的サービスと、スピード、タイミング、営業時間といった時間的サービスに分かれる。従来の気分快適サービス(リップ・サービス、プレミアム・サービス、情報サービスなど)とともに、消費者のニーズの変化にともなって、アメニティ志向が強まってきている。
出典: アメニティとは – コトバンク
ねらい Purpose
- スタッフが温かい昼食を食べられるようにする
今回の結果 Result
- 電子レンジを購入して、温かい昼食を食べられるようになった
他の件は例えば、スタッフが使える鏡を設置したりしました。更衣室がないので、身だしなみを確認できなかったのです。畑から戻ってきたスタッフが、車の窓に写った自分を見ながら髪を整えて居ることに気づき、ハッとしました。
今回の学び Learning
アメニティは雇用主側からは見えにくい部分ですが、スタッフにとっては大切だったりします。小さな不満足も毎日積もれば、無視できない存在になるからです。要望があれば積極的に導入しましょう。
コツ Tips
型落ちでも中古でもいいからスピード重視で導入する
特に予算のほとんどない序盤だったので、中古の安い電子レンジを購入しました。購買ルール(#015)を自ら守る姿勢を示すためにも。。
解説 Study
動機づけ要因、衛生要因
ハーツバーグの二要因説では、「あるとモチベーションを引き出す要因」を動機づけ要因、「ないとモチベーションを阻害する要因」を衛生要因と定義しています。モチベーション管理の施策も2タイプあるということです。
動機づけ要因
自発的に行動を起こそうとする意欲を引きだす要因。 衛生要因が不満と関連するのに対し、動機づけ要因は満足と関連する。つまり動機づけ要因が高まるほど満足の向上につながる。 職場における動機づけ要因の例としては、仕事の内容への興味、目標の魅力、達成感などがあげられる。
出典:動機づけ要因(どうきづけよういん)とは – コトバンク
衛生要因
ハーツバークによって提唱された、仕事への満足・不満足の要因説に基づく1つの要因。 衛生要因とは、少しでも欠けると不平・不満につながる要因のことで、職場環境がこれに該当する。具体的には、作業場所や休憩時間、報酬など。 これらの衛生要因は、不満が解消されてしまえば、それ以上に向上させたところで、満足の向上につながるわけではない、という性格をもつ。
参考 Supplement
まとめ | #151 電子レンジ |
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難易度 | かんたんむずかしい点はありません |
費用 | 中コスト5,000円くらいかかりました |
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