まともに休みも取れない農業なのに、休んでさらに給与をしはらう有休なんて…と思われる方は多いと思います。が、有給休暇の付与は労働基準法で義務付けられています。当時の阿部梨園は有給休暇という概念が存在しませんでした。

今回の内容 Content

  • 有給休暇を付与する
    • 有給休暇を管理する
有給休暇について

厚生労働省がハンドブックにまとめてくれています。

出典: 有給休暇ハンドブック|厚生労働省

パート、アルバイトの有給休暇について

パートタイムでも有給休暇の付与は義務付けられています。比例付与といって、週の所定労働日数に比例した有給休暇が付与されます。

参考:有給休暇とは?付与日数や2019年義務化への改正情報まで徹底解説 | BizHint(ビズヒント)- 事業の課題にヒントを届けるビジネスメディア

【免責】当方は会計/税務/労務/法務等の専門家ではありません。あくまで農家の実践事例紹介として閲覧ください。詳細はお近くの税理士や社会保険労務士、弁護士にご相談ください。

ねらい Purpose

  • 労働基準法を遵守する
  • 従業員に定期的に休んでもらい、英気を養ってもらう

今回の結果 Result

  • スタッフが年次有給休暇を取得できるようになった
中の人

スタッフにこれ以上休んでもらうなんて無理!という方がいらっしゃるかもしれませんが、スタッフのためにこそ、業務効率化や、販売単価の向上に努めましょう。

今回の学び Learning

長く一緒に働きたいスタッフがいるなら、健康的に充実した生活を送ってもらうためにも、世の中の水準に合わせて有給休暇を付与してあげてください(選択の余地がない義務ですが)。

コツ Tips

計画付与

有給休暇のうち一部は、使用者側で指定した日に取得するよう指示することができます。農閑期や梅雨の時期などを活用して、従業員にしっかり英気を養ってもらいましょう。

計画付与

年次有給休暇の計画的付与とは、あらかじめ取得する日を決めておき、その指定の日に取得させる制度です。計画的付与の対象とできる日数は、保有日数に関係なく、5日を除く部分とされています。前年の繰り越し部分を含むものとし、年間最低5日は労働者の個人的な事由などのために使用できるよう、計画的付与から除外されます。

計画的付与によって、労働者側では休暇が取得しやすくなる、使用者側では計画的に事業運営できるようになります。年次有給休暇が取得できず結果として退職時にまとめて消化する、といったことも少なくなります。

出典: 経営者なら知っておきたい「年次有給休暇の計画的付与」とは | クラウド会計ソフト freee

発展 More

年間労働日数を見直す

そもそも、年間の労働日数も比較的多い(=休みが少ない)業界なので、休日の拡充も検討してみてください。

解説 Study

年次有給休暇の義務化

有給休暇の消化率が先進国最下位の日本でもとうとう、年次有給休暇を取得させることが企業に義務付けられました。

年次有給休暇の義務化

働き方改革関連法により、2019年4月からすべての企業において、10日以上の年次有給休暇が付与される労働者に対して、雇用者は時季を指定して年5日間の年次有給休暇の取得させることが義務化(年次有給休暇の時季指定)されました。

出典: 年次有給休暇の義務化が決定!3つの新ルールと有給取得を促す方法 | リクナビHRTech

有給休暇の管理

有給休暇がいつ付与されて、いつまでの期限で、いつ消化されたかを管理する有給休暇管理簿が義務付けられています。また、有給休暇の計画的消化を労使で調整するための年次有給休暇取得計画表なども活用しましょう。

年次有給休暇管理簿

2019年4月から事業者は人事管理の帳票として、「年次有給休暇管理簿」を作成する必要があります。「年5日の年次有給休暇取得」が義務づけられ、事業者は労働者に年5日の有給休暇を取得させるために年次有給休暇管理簿を作成し、労働者の年次有給休暇取得状況を把握することが求められます。

出典: 年次有給休暇管理簿の作成方法を解説!対象や保存義務も | クラウド会計ソフト freee

有給休暇管理機能のついた給与計算ソフトを活用すれば管理も楽です。



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参考 Supplement

まとめ #222 有給休暇
難易度 ふつうむずかしい点はありません
費用 ノーコスト費用はかかりません

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