阿部梨園の商品には、手さげ箱という商品があります。2-3玉の梨が入っていて、手さげが付いているタイプの箱です。他のレギュラー箱(#173)と同様に手さげ箱もデザインを更新することにしたのですが、持ち手の部分をカットすれば、ミカン箱タイプの安価なA式ダンボールに切り替えてコストダウンできそうなことに気づきました。

今回の内容 Content

  • 手さげ箱のプリントを更新する
  • 手さげ箱をミカン箱タイプの安価なA式ダンボールに変更する
    • 容積はそのまま
    • 持ち手を無くす代わりに、ビニールの袋に入れて手渡す

旧式

新式

ねらい Purpose

  • 手さげ箱の原価を下げる

今回の結果 Result

  • 手さげ箱を更新して原価が約50%になった
中の人

宅配便で発送する場合は、持ち手の部分は逆に不要なので、組立作業もシンプルになりました。店頭手渡しのときだけビニール袋が別途必要ですが、それを含めてもコストダウンになっています。

今回の学び Learning

今回は持ち手なしの箱と袋に分割してコストダウンしました。組み合わせてコストダウンや作業効率向上を図る業務改善と同様に、分割することで効果の上がる施策も探してみてください。

参考 Supplement

断面図も多く紹介されていて大変実用的です。

まとめ #251 新手提げ箱
難易度 ふつうむずかしい点はありません
費用 中コスト費用はかかりません

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