スタッフに畑でメモを取ってもらいたい場面があります。指示/指導を受けた内容、作業記録(#060)、畑で気づいたことや見つけたことなど。おそろいのメモ帳を用意してスタッフ全員に支給しました。

今回の内容 Content

  • 野帳(屋外用のメモ帳)を購入して従業員に支給する

測量野帳

  • 測量士が現場で使うメモ帳です
    • お好みのメモ帳でもなんでもいいです
  • 方眼掛タイプを使っています
  • ハードカバーなので屋外使用に耐えます

ねらい Purpose

  • 畑でマメに記録を残す

今回の結果 Result

  • 現場での指示や指導をスタッフが書き取るようになった
  • 細かい作業記録を書き残すようになった
  • 畑で気づいたことや見つけたことを報告してくれるようになった
中の人

ハードカバータイプとはいえ、毎日持ち歩くとボロボロになってきます。それが野帳のよさであり、仕事が充実していたことを裏づけてくれます。

NG !防水タイプではないので、急な降雨に注意してください。これは、方眼掛かつ防水という野帳が存在せず、防水機能より方眼掛を優先したためです。

NG !ポケットに入れたまま洗濯してしまう人が稀にいます。

今回の学び Learning

ボロボロの野帳を何冊も並べて悦に入りましょう。

コツ Tips

道具を支給する

「筆記用具を畑に持っていってね〜」と声かけをするだけでは、なかなか定着しません。まずは道具を揃えましょう。スタッフのスキルアップや病害虫の早期発見に役立てば、安価な施策です。

発展 More

スマホやタブレットでメモを残す

今の時代であれば、畑に持ち込んだスマートフォンやタブレットで作業記録やメモを残すこともできます。可能な方は積極的に進めてください。

デジタル化を農家のパートさんに強要できない場合は、弊園のようにまずはアナログ(=手書き)でもいいと思います。

参考 Supplement

方眼掛が好きで、これを使っています。

なんとミッキーの野帳もあります。

測量野帳の使い込みノウハウを野帳ファンが持ち寄ったムックも出版されています。

まとめ #064 畑用メモ帳:野帳
難易度 かんたんむずかしい点はありません
費用 低コスト1冊200円程度です

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